名城本舗 MarkⅡ

城郭をメインとした建築ジオラマブログ

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ジオラマ写真について ①

 
若い頃(当然フィルム時代)、カメラに少し熱中した時期が御座い
ました。 
 
 
フィルムを買って、カメラで撮って、現像に出して、
やっと出来上がった
写真をワクワク!ドキドキ!
 
 
ところが、
 
逆光で暗かったり、
水平が傾いていたり、
ターゲットが小さぎたり、
ピンボケだったり
 
殆んどガク~ッとくるものばかりです
プリントの半分以上が満足いかないのです。
 
 
36枚撮り3本をプリントとするとフィルム代金、現像代、
プリント代で 10000円位すぐ吹っ飛びます。
 
今から思えば本当に高かった・・・・・・・
 
ですから、失敗の無いように工夫して撮るようになり、その事が
多少なりとも技術として身に付いたと思いますが、所詮独学です
のでアマチュアの域を脱しておりません。
 
それは現在でも同じです。 
 
 
 
それから考えると、その場で即見れて、何度でもやり直しが
出来るデジカメは天国のような存在です(笑)
 
本当に良い時代になりました・・・・・・・・ 
 
もしデジカメが無かったら、今のようなオークションの発展は成り
立たなかったと思います。 
 
 
 
 
さて、オークションではたくさんのミニチュア完成品が
出品されております。
 
「いい作品しているのに写真が?」 
「もったいないなぁ・・・・・・・・」
 
こう思う事がよくあります。
 
オークションは実物を見れないだけに、たった3枚の小さな写真
判断するしか御座いません。(10枚載せる方法は後述致します)
 
ですので作品を最大限に表現しないと落札価格に響いてきます。
 
 
 
 
さてここから本題に入ります。
 
ズバリ!作品を生かすも殺すも写真次第です。
 
  
 
当方がミニチュアの撮影で一番気を付けている事は
「ミニチュアに見えない写真」です。
 
ン?
 
そう、ミニチュアっぽくならないように撮る事、
言い換えると出来るだけ本物っぽく撮る事です。
 
 
そもそもプラモデルを塗装したり、ウォッシング汚し塗装
ドライブラシで立体感を出したり、はたまた土台を拡大植栽、
スクラッチと、あらゆるテクニックを駆使してリアル感を追求する
のは、本物に少しでも近づけたいからです。
 
単に作るだけならここまででいいのですが、オークションに出品
するとなると、撮影が最終仕上げです。
 
その最後仕上げにおいて、良さが引き出されていない写真が
意外と多いのです。
 
本当にもったいないと言うか、
正に 「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」 ですね
 
 
 
 
 
では、どうするか!
 
被写界深度を深く取る事です。
 
 
被写界深度?
 
簡単にいうと「ピントが合っている範囲」の事です。
 
 
 
「被写界深度」でググればたくさんでてきますが、
 
 デジタル一眼カメラ初心者入門講座  と言うサイトが
わかりやすく説明しておりましたので、ここにご紹介致します。
 
 
 
下の図のように一味唐辛子、缶コーヒー、缶ビール、芳香剤を
縦一列に並べます。
それからカメラを構えて、缶ビールにピントを合わせた状態で
シャッターを切ります。


 
写真A  絞り(F値)5で撮影。一味唐辛子がとてもボケています。
 
 

 
 
写真B 絞り(F値)10で撮影。一味唐辛子がまだぼやけています。
 



写真C  絞り(F値)29で撮影。一味唐辛子がくっきりしています。
 



絞りを変化させることで、下の図のようにピントが合って見える範囲が変わります。

 
F5の場合は缶ビール付近しかピントが合いませんが、F29では全
体にピントが合って見えます。
F値を小さく(開放する)とピントが合って見える範囲は狭まり、
F値を大きく(絞る)とピントが合って見える範囲は広がります。

このように
ピントの合う範囲が狭い=被写界深度が浅い
ピントの合う範囲が広い=被写界深度が深い、と言います。
 
段々頭が痛くなってきましたか・・・・?
もう少し頑張って下さい
 
被写界深度を決める要素は絞り以外にも御座います。 
 
 
被写界深度を決める3要素
 
 「絞り」 「焦点距離」 「撮影距離」
 

つまり、
広角レンズを使い
ターゲットから出来るだけ離れて
絞りを思いっきり絞れば
 
「前から後まで全てピントの合った写真」が撮れるわけです。
(これを業界用語でパンフォーカスと言います)
 
絵葉書やポスターを見れば判ると思いますが、建物や風景は
当たり前ですが全てパンフォーカスなんです。
 

ですからミニチュアでも本物っぽく撮るならば、
パンフォーカスにしないとダメなんです。
 
下の写真がパンフォーカスです。
 
手前から奥までピントが合い、木のマスコットも絵に溶け込んで
とても奥行きにあるリアルなカットに仕上がっております。
 

 
 
 
 
しかし、絞りを開けて撮影すると下のように前後がボケます。
 

 
ポートレート撮影やマクロ撮影では、わざとこのように背景を
ぼかして主体を強調するのですが、建物や風景写真では
いかにもミニチュアっぽくなってしまいます。
(このカットは作者に了承得ておりませんので転載はご遠慮下さい。)
 
 
 
 
 
同じく下の1枚目のカットは絞りを開けております。
手前の大鳥居とバックの樹木がボケ本社だけが浮いて
何となくリアル感に欠け、ミニチュアっぽく見えます。
 

 
 
 
更に絞り込むと全体がシャープになり、ジオラマの樹木とバックの自然樹木が
一体化し、実物感が出てまいります。
 

 
 
 
使い捨てカメラやコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)、携帯・スマホは、
元々「絞り」が御座いません。
 
だから全てにピントが合いやすい様に調整されておりますので、
普通に撮る分には何ら問題ないのですが、ことポートレートや
ミニチュア等を撮るとなったら、やはり限界が御座います。
 
必然的に「一眼レフカメラ」が必要になってきます。
 
 
ミニチュアはその名の通り小さいので、近寄って撮影致します。
撮影距離が近いほど被写界深度が浅くなり、ターゲットの前後が
ボケてしまいます。
 
ですので
出来るだけ広角レンズを使い、
思いっきり絞り込んで撮影致します。
 
ただ、あまり絞りすぎると光の回折現象によって、シャープさを
失ってしまいます。一般的にはF11あたりから眠くなりだす事が
多いようですが、当方、場合によってはF20以上絞り込む事も
ございます。
 
多少眠いカットでもピントには変えられません。
 
 
 ・・・・・・・・・・・続く 
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  1. 2015/06/16(火) 15:30:09|
  2. ジオラマ写真について
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