名城本舗 MarkⅡ

城郭をメインとした建築ジオラマブログ

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ジオラマレイアウトについて④

■レイアウト其の五 【遠近レイアウト】

これは「メイン」となる建物に「サブ」の建物を設置する
事によって、より遠近感が出るレイアウトです。





下の「安土城全景」はほぼセンターレイアウトです。
左手前に摠見寺(そうけんじ)跡を再現しておりますが、
三重塔は作っておりません。
遠近




次に同じ「安土城全景」ですが、メインの天守をやや右に置き、
左手前に摠見寺(そうけんじ)三重塔を設置致しました。

この三重塔によってジオラマに随分遠近感が出てきます。
遠近 (1)





三重塔側から写すと、ミニチュアとは思えないほど
ダイナミックなショットが撮れます。
遠近 (2)




三重塔のお陰で遠近感がよく出ております。
安土山にそびえる安土城の雄大感が実にいいですね。
遠近 (3)








同じく清水寺も、彼方に見える「三重塔」によって清水寺との
距離感が出ます。
遠近 (4)






原爆ドームも、川の向こうに「相生橋」があることによって
遠近感と同時にリアリティーが出ているのです。
遠近 (5)







実際のものをいかにリアルに再現するか。
このような手法やレイアウトによって一歩ずつ近づく事が
出来ます。


いや~、ジオラマって奥が深いですね・・・・・・・・





■レイアウト其の六 【動景レイアウト】
♪チョト待てチョト待てお兄さん!♪
♪「ラッスンゴレライ」って何ですのん?♪
♪「動景レイアウト」って何ですのん?♪


♪私が勝手に付けました♪





さて、夏に作った「原爆ドーム」これを中心にジオラマが出来る迄を解説致します。



最初はなかなかイメージが湧きませんでした。
このイメージが決まらないとレイアウト出来ません。
ジオラマ作りに於いて、この「イメージング」が、
一番難しく、同時に大切だと思うのです。


しかし、資料を見ているうちにどんどんイメージが
固まってきます。
スーパージオラマ (1)

・2枚の写真から「バス」と「相生橋」(あいおいばし)
 どうしても再現したい。



・モノクロ写真なのでバス本体の色やラインの色が判らない。
 当時の路面電車からクリームと緑の「広島電鉄カラー」に
 アレンジする。
スーパージオラマ (2)




・「灯籠流し」 も是非再現したい。
スーパージオラマ (3)


こうしてイメージが着々と決まっていく。





レイアウトも普通に作れば①のようになるが、相生橋を作る為、
右に移動して更に20度程傾ける。
スーパージオラマ (4)

こう言った橋の造形でジオラマにメリハリが付きます。



参考写真通りバスがのんびりと走り、ほのぼのとした情景が
出来ました。
バスによってジオラマの必須条件「動き」の表現を
織り込みました。
スーパージオラマ (5)







①では遥か向こうに相生橋が見えます。この橋があるだけで
イメージ通り、とてもリアリティが出てくるのです。
スーパージオラマ (6)


そして②のように相生橋から元安川を望む特殊アングルは、
この橋を作ったからできるショットです。
ジオラマが一層個性的に光ります。

作る前に、こう言ったイメージを想像する事が
ジオラマ作りでは大切だと思うのです。





更にメインイベントの灯籠流し。
これを再現するには本当に苦労致しましたが、その甲斐あって
何時間見ていても飽きないほど綺麗でした。
スーパージオラマ (7)

灯籠は実際には動いておりませんが、この情景を見ると
天の川のように、「灯籠がゆっくり流れていく」情景が
連想出来るのです。






次に、鉄道ジオラマですが、山と鉄道と川がそれぞれ立体的に
作られ、そこを蒸気機関車が走っております。
スーパージオラマ (8)


線路を挟み、片方が山、片方が川や海、時には川の上の鉄橋を
電車が通る情景は、鉄道模型ではごく一般的なジオラマです。









そこにモクモクと白煙を吐いて走る蒸気機関車を
再現致しました。
スーパージオラマ (9)

鉄道模型は走らせる事が目的ですから、こんな事は出来ませんが
情景模型だから出来る技です。

これにしてもやはり実際には動いてないのですが、
目の前を力強く通り過ぎるような情景が連想出来るのです。







次のジオラマも情景から温泉だと判るのですが、湯気表現
よって一層生々しい温泉を連想させるのです。
私もねえちゃんと一緒に入りたいですわ・・・・・・・・
スーパージオラマ (11)

見ているだけで体が温まってきそうです!





そして先日の白川郷秋の一斉放水。
勢いよく水が吹き出て、正に水のカーテンです。
スーパージオラマ (12)



このように動きの表現が更に強調されたジオラマを
動景ジオラマと言っております。(自分で)



            模型完成品    
                 ↓ 動きを表現したもの

          情景模型=ジオラマ    
                 ↓ 更に動きを強調表現したもの

       動景模型=スーパージオラマ


レイアウトについて長々と書いてきました。
どちらかと言うとテクニックに近いものもありましたが、
総じて、いかにレイアウトが大切かはお分かり頂けたと
思います。

   ジオラマを生かすも殺すもレイアウト次第!
関連記事
  1. 2015/10/09(金) 16:19:51|
  2. ジオラマレイアウトについて

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